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石触徘徊人+g

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瑞牆山の情報など(石と言葉と微かな光)

終了点って

先日瑞牆山植樹祭エリアしじま谷に久々に行ってみた。
谷がやや荒れていた。
こういうのって開拓がわかったクライマーが入ると徐々に整頓?されて落ち着いてきたりするのだが
ただグレードやムーブを求めてくるクライマーが増えると逆に道が崩れたりするのかなぁ?
なんだか自分の土地でもないし施設でもないのに開拓発表してしまったがため管理人の気分。
よくないな〜クライミングは自己判断自己責任。人様が何をやろうとその考えを尊重せねば‥
でも他のクライマーの危ない動きを見ないようにするのがやっとでした。
(だって軽いグラウンドフォールしてるんだもん)

さてさて、そんな些細な?ことは置いといて、その日一番のビックリは終了点がご丁寧に常設されていて、それが頼りない木にスリングと使ってはいけないカラビナで作ってあったことである。
場所は『初豆』の終了地点。誰かが皆んなのために終了点を残していってくれたのだろうか?
木は2本からなので両方使えばよしとして問題は残置されてたカラビナの種類である。
カラビナはカジタの中空ビナ。当時強度不足からたしか発売後すぐさま生産中止となったものである。
カジタに限らずサレワなどの中空ビナは破断事故があったと聞く。
良識あるクライマーならラッペル残置にも使わないはずである。
まして終了点の残置ビナはラッペル用のビナと違いロワーダウンに使われる為
荷重がかかった状態で同じ箇所に摩擦がおき、ジュラルミンは割と簡単に削れてしまう。
削れた中空ビナは簡単に破断に結びついてしまう。つまり使ってはいけない。
↓これが没収したカジタのカラビナ
e0010166_14343767.jpg

こんなものを残置(廃棄?)してなにも思わない人ってなんだろう??
知らなくて?
もちろんクライミングは自己判断自己責任。
たとえどんな残置物が残されていようとも使うか使わないかの判断はその人の責任。
しかしこのカラビナが強度不足の破断事故があったとされる廃棄ビナだと判断できる人はどれだけいるだろうか?
おそらくこのカラビナを残置した人はクライミング歴だけは長いけど知識に疎くあまり登ってなかった人。
そうでなければ悪意を感じる。
もしかすると普通のビナと連結されていたから2枚掛けで設置してカジタはバックアップのつもりだったのかもしれない。しかし私が見たときはロングスリングに不必要な連結2枚掛け。さらに危険要因を増やしていた。
終了点がある便利さはもちろんよくわかる。
それに終了点はあって当然、安全で当然、なんで無いの?みたいな権利の主張に似た感覚を持っ人たちに「じゃあジムでお金を払って登っていればいいんじゃない」と突き放した考えをする気もない。
だって岩場って楽しいしジムの何倍もクライマーを育ててくれる。
そこには当然リスクはあるけどね。
自分に対して言えば、どんなクライミング行為がそこでおこなわれようと干渉するぐらいなら発表するな、ということ。
どうせ管理など出来ないのだから。
誰かが勝手に終了点を作ったところで感謝したり撤去したりするつもりもない。
(調整はするかな)
しかし今回のカラビナの件はいけません。
(カラビナ没収です)

それから
ねじねじの岩場「ねじねじ5.10a」抜け口にボルト1本打ちました。
短いから基本トップローで十分だと思うのですが、やはりリードしてみたいようです。
これは実祭そこを登ってる危ない人たちを見たからで、事故が起きるとの判断からです。
クライミングは危なくて理不尽なものだという考えは変わることはありませんが
「ねじねじ」はそういうルートではなくてもいいかな?という勝手な判断です。
やはりグレードだけで登り易さを判断材料にしてる人が多いように感じます。
ひとのルートも含めてルート開拓を手がけるときは、落ちないグレードでランナウトして「どうじゃ!」
みたいなのは気をつけてるつもりです。(かな?)
ランナウトは自分の限界グレードでやりましょうね。




by gecko-2005 | 2015-09-08 16:07 | 瑞牆のルート情報