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石触徘徊人+g

gecko2005.exblog.jp

瑞牆山の情報など(石と言葉と微かな光)

ゆれるとどうなる?

ちょっとお休みモードだったけど広告が入ったままってのもなんだしで
無理矢理記事書いておきます。

なんでも4年以内に関東大地震が来る確立70%とかいう事も言われてますが。
極端な話し、確率を抜きにすればどこにいても危険はあるし
運が悪ければそれまでです。
我々クライマーが落石に遇う確率たるやほぼ100%だし
ボルダラーがお世話になってるその石だって、どうやってそこに転がってきたのか
想像すると興味深くも恐ろしいモノがあります。

さてここでのテーマは瑞牆なので(なのです)
仮に瑞牆で大地震が起こったら?
いくつかの岩は崩壊するかもしれないし
ボルダーは倒れるものもあるかもしれない。
ビレイヤーはクライマーを捨てて逃げ出すかもしれないし
夕餉の鍋はひっくり返るかもしれない。

そんな てんやわんやな想像の中で
リアルに「あぶねえ~!」
と思われるのがこの岩↓である。
(見ての通りそーとーでかい)
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e0010166_09360583.gif


二枚は同じ岩の正面と側面を2011年に撮ったもの。
場所は大面岩の尾根の上部、つまり小面岩の頭から頂上側にやや下ったあたりにある。
なんとなく熱帯魚のディスカスに似ているので勝手にディスカスロックと呼ばせていただく。
上の写真は上部から撮ったものでいかにも不安定。
下の写真は十一面方向から(つまり上の写真の右側面)撮ったもので
なんとか大丈夫そうにも思えるが、大きな揺れがくれば間に挟まった岩が下がる事により
前に押し出されて落ちる可能性がありそうな感じ。
その際正面にすべり落ちればパノラマルートを登る登山者を蹴散らしながら谷を転げ落ち
天鳥川南沢まで向かうのだろう。
もし右に転がって落ちた場合、十一面脇を登るクライマーを削りつつ天鳥川北沢のボルダーを
荒らしながら植樹祭広場真ん中に微妙な角度で止まる可能性だってある。
(そうなるとうれしいような‥)
いや、もちろんキャンプ場で呑気に飲んで語るボルダラーを下敷きにする事だって可能だし
駐車場に何故か停めてある真新しいキャンピングカーをぺちゃんこにする事だってありえる。

ヨセミテのカリービレッジ裏の岩壁(つまりグレイシャーポイント下部)では落石調査を
おこなっているようだが、日本ではそんな意識も危険性も感じてる管理者はたぶんいないだろうな。
岩がごろごろあるということは、そういう可能性があると言う事。
そして、その可能性は意外と高いかもしれないと言う事。
東日本大地震を見て思う事は、何かあってから学んだって大抵遅すぎると言う事。

みなさん一応気をつけましょう。
(具体的には揺れた後は耳をすまして異変を察知する事かな)
by gecko-2005 | 2012-03-02 22:50 | 瑞牆のルート情報