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石触徘徊人+g

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瑞牆山の情報など(石と言葉と微かな光)

ゆれると危険?

ゆれると危険?
というわけで考えてみると他にも気になる岩があちこちにある。
わたしなぞ、転がっているボルダーをみると
「この岩は果たしてどこから転がって来たのだろう?」とか
はがれ落ちた壁やハングを見ると「この部分はどこにいったのだろう?」とか
考え、気になってジグソーパズルをするかの如くあのハングの部分はもしかして
このボルダーのここ?
とか捜したりするのだが、みなさんは気にならないのだろうか?
(捜して推理するとなかなか楽しいよ~)
もしかするとボルダラーは目の前のホールドしか目に入らないのかもしれないけど
ヒマラヤとかの大きな壁のルートを読むときは、その壁の成り立ちをイメージしないと
行ってビックリとかするので自然と山の形状の過程を考えたりするし
沢登りでゴルジュに何泊もしたりすると、寝る場所間違えると
逃げ場を失ったりしてアウトなので、やっぱり谷全体の形状を読んだりする。
なので、フリーの岩場とかで、時々ビックリするような危ない処にボルトが打たれていたりすると
ある意味無知(もしくは確信犯?)ってスゴイなあ~と感心するやらあきれるやら。
まあ、基本は危ないのは当たり前。生きてりゃラッキーなので
あれこれとおせっかいはしない事にしてるが
知識として岩は変化するものだし、ゆれると危ないよと言ってはおきたい。

さて最初は瑞牆のある岩場
どうですか?
真ん中で壁が切れ落ちて隙間が開いたとしか思えないのだが?
下の写真がその近くで撮ったもの。
あ~凄い!よく上の岩落ちてこないな~?
その瞬間が見たかった。
ゆれると危険?_e0010166_14574856.gif


ゆれると危険?_e0010166_14574872.gif


次は城ヶ崎の有名な燕岩
ここの右カンテラインには伝説のクライマー、パトリックエトランジェが
フリーソロで登ったラインがあるのだが
そこも出だしが落ちて今はハングとなっている。
下の写真はある雑誌(C.J)の表紙だが、その頃はちゃんと下があり
とても落ちるようには見えない。
城ヶ崎は時々大崩壊するのは昔から常識
赤信号をみんなで渡っているという認識は持っていた方がよい。

あんただけにはそんな事は言われたくはないと言われれば
それはその通りなのだが。

ゆれると危険?_e0010166_14574803.gif


ゆれると危険?_e0010166_14574807.gif

by gecko-2005 | 2012-03-06 23:16 | 瑞牆のルート情報

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