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石触徘徊人+g

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瑞牆山の情報など(石と言葉と微かな光)

ダイワ離れのトラチャン

2009/6の記事

トラベルチャンス5.11a(ダイワ離れ)

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写真 ダイワ離れのトラチャンを登るタイヘイさん

出だしバンドに立ち上がってからやや左に行き最初のボルトにクリップ。
次のフェース数ムーブが最初の小核心なのだが、
どれも甘いホールドばかり。このルートの特徴を表しているようだ。
こういうところは流れを止めずに尚かつ確実に行けるかどうかがポイントなのだが、
これはクライマーの性格や筋肉特性もあるので好きにしなさいといったところ。
しかし、そういう動きを止めないクライミングは意識して身につけておいた方が
たとえばクマに襲われて岩場に逃げ込む時など役に立つだろう。
数手で安定したスタンスに立てる。
次、核心の溝クラックである。
ここにボルトを撤去した痕が残っている。
このボルト撤去をめぐる問題は置いといて、その行為を
「大人気ないよタイヘイさん」
と思わないでもなかったが、そもそもクライミングという大人気ない遊びで
こだわりを捨てたり妥協を受け入れ始めたら、それこそ本末転倒。
ある意味、クライミングをやめても人生無難にやっていけるから、
そんな遊びはやめた方が良かろう、と思う。
最近(もっと前からかな)妥協を正当化するのに長けてきた私なぞ
そろそろ大人社会適応か?な~んて思ってしまう。
さて
ここには3箇所のカムを決めるポイントがあるのだが
全部決めてしまっては当然手がかり足がかりもなくなって登るのに困る事になる。
しかしややフレアーしたミゾに決めたカムもココロもとなくちょっと悩むところ。
いや~大袈裟に言えば人生の決断の縮図がここにある!なんて
是非リードして気が済むまで悩んでほしい。
まあ人工壁育ちにはイメージにないムーブだろうね。
穴に通した残置スリングにクリップしたら容易に次の安定したスタンスに立てる。
最後はスラブ
この最後がまた悪く、カチっとしたホールドが一つも無い。
ここまで来たら落ちたくないという気持ちがいっそう動きを慎重にさせるだろう。
(私も一度戻りました)それにややランナウト気味。
手応えのあまり無い甘いホールドでバランスをとりながら最後にガシッっと石を掴んで終了!
この最後に核心があってガシッみたいな終わり方って、登れた時が実に嬉しい。
そういえばタイヘイさんも「ヨシッ!!」と叫んでました。
終了点は木にスリングです。
体感グレードは5.11b
脱人工壁、ようこそ外岩、みたいなルートでした。
ボルト2本。カムはキャメ#0.75前後2~3個
是非やってみなさい!
by gecko-2005 | 2009-06-14 22:52 | トラベルチャンス